
無罪判決を受け、会見する脱線事故遺族の(手前から)藤崎光子さん、奥村恒夫さん、上田弘志さん、大森重美さん=11日午後、神戸市中央区楠町2、兵庫県司法書士会館(撮影・辰巳直之)
2005年の尼崎JR脱線事故で、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長、山崎正夫被告(68)の11日の判決公判。神戸地裁で無罪(求刑禁錮3年)が言い渡されると、遺族らは悔しさをにじませた。乗客106人の命が奪われた大惨事。「これで終わりにしない」とJR西を問い続ける。安全最優先の企業に変わったと実感できる日まで。
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