川西市の山田冨士雄さん(56)は一年前、人前では涙を見せないと誓った。
あの日、脱線事故の連絡を受け、遺体安置所で妻の博子さん=当時(54)=と対面した。自宅に連絡を入れると、電話口で高校生の二男が泣き崩れた。その声に、「しっかりせなあかん。俺(おれ)が泣いていてはあかん」と自分に言い聞かせた。
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川西市の山田冨士雄さん(56)は一年前、人前では涙を見せないと誓った。
あの日、脱線事故の連絡を受け、遺体安置所で妻の博子さん=当時(54)=と対面した。自宅に連絡を入れると、電話口で高校生の二男が泣き崩れた。その声に、「しっかりせなあかん。俺(おれ)が泣いていてはあかん」と自分に言い聞かせた。
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