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 脱線事故の遺族らでつくる「4・25ネットワーク」の初会合は、2005年6月25日、大阪市北区のビルで開かれた。「被害者が心を開ける場所を」と、娘を亡くした藤崎光子さん(70)が呼び掛け、遺族44人と負傷者1人が応じた。

 最初、浅野弥三一(やさかず)さん(68)は出席しようかどうか迷った。妻と妹を亡くして2カ月、まだそんな気持ちにはなれない。一方で、ふさぐ気持ちを脱するきっかけもほしい。「自分の居場所が見つかれば」。そう思って大阪に向かった。

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2010/4/14
 

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