
高校の同級生で、同じ車両で遭った脱線事故から15年後の今も支え合う、木村仁美さん(左)と福田裕子さん=川西市小花1(撮影・中西幸大)
「お前のようなやつが」「けがは軽いくせに」。昨年の4月25日、尼崎JR脱線事故に遭った茶谷友一さん(34)=京都府=を紹介する記事がインターネットに出ると、コメント欄に心ない投稿が書き込まれた。
「つらいっす」と肩を落とす茶谷さんに、2人の“姉”はきっぱりと言い切った。「そんなん放っておけばいいやん」
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