
パソコンで仮想の避難所設営に取り組む参加者たち=北区ひよどり北町3
デジタル技術のVR(仮想現実)やAR(拡張現実)を取り入れた防災体験の実証実験が、市消防局市民防災総合センター(北区ひよどり北町3)で行われた。神戸芸術工科大学(西区)の学生や親子連れら約30人が参加し、地震体験やパソコン上での仮想避難所の設営などに臨んだ。
同センターでは、防災体験学習の場を設けるが、参加者は低迷する。そこで若い世代に防災を身近に感じてもらおうと、市と企業の協働につなげる市の取り組み「アーバンイノベーション神戸」を活用。VRやARなどを手掛ける「サイキックVRラボ」(東京)が、学習内容を再編した。
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