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ましかく写真 縦横1対1 魅せられて

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 縦横比1対1の「ましかく写真」が人気だ。ブームの中心には、正方形の写真が映える会員制交流サイト(SNS)「インスタグラム」。個人のみならず、企業や自治体までもがこだわりの写真を載せてアピールする。一方で「6×6」の中判フィルムカメラや、正方形で写るインスタントカメラを愛好する人たちも。縦でも横でもない、古くて新しい、その魅力とは?

 富士フイルムが5月に発売した「インスタックススクエアSQ10」。正方形で撮影と印刷ができるデジタルカメラだ。スマホ世代の若者らに、プリントの楽しさを伝えようと開発した。

 「ましかく写真家」もいる。京都市東山区のヴィクター・マインレンダーさん(39)。10代でポラロイド社のカメラに憧れ、現在は正方形規格の中判カメラ「ハッセルブラッド」で人物写真などを撮っている。「横か縦かで迷うことなく、被写体に集中できる」

 デジタル技術の劇的な進化で、写真表現の幅は大きく広がった。それだけにむしろ、フレームが固定された「ましかく」は主題がひと目で分かる。「一億総カメラマン」と言われる今、思いを共有するのになじんだスタイルなのだろう。

(映像写真部 大山伸一郎、風斗雅博)

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