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フォトノオト

フォトノオト

 写真(フォト)と音がテーマの新連載。県内各地の、音が印象的な風景を訪ねます。

 深いしわを刻んだ指が、2段の鍵盤の上を弾む。ジャズの定番曲「ザッツ・ア・プレンティ」が詩情豊かに流れだす。

 足元で、渓流がしぶきを上げている。新緑に覆われた山肌がまぶしい。爽やかな風と共に、鳥のさえずりが谷を渡っていく。

 海を揺らすような重低音がこだまする。5秒以上続く3度の汽笛。「長音三声」と呼ばれる、見送る人

へらを手に檜皮をむく大野浩二さん。静寂に包まれた山林に乾いた音が鳴り響いた=篠山市内

 「バリ、バリッ」。山林に乾いた音が響く。白い息を吐きながら、大野浩二さん(51)が黙々と木の皮を剝いでいく。

 「色白になったねえ。ええ出来や」。防寒着姿の女性が、勢いよく糸を振った。すだれのように連なっ

 舞台に雪が降り、三味線の音色はいっそう哀感を増す。「ハアー悲しや…」。太夫の節回しに合わせて、袖で涙を拭うお七。

 かつて廃絶の危機にひんした木綿織りじゅうたん「赤穂緞通(だんつう)」。独特の風合いと手触りは

 夜。誘導灯が輝く滑走路で、巨大な機体がうなりを上げ、離陸を始める。エンジン、出力全開。

 空が白み始める頃、世界文化遺産・国宝姫路城は静寂から目覚める。

 大天守の窓を閉

 「ヤーァ、エー」「サァー」。掛け声に合わせて、「太鼓」と呼ばれる男たちが軽やかに舞う。

 夏の夜空に光の粒が躍る。雷のようなさく裂音が続き、火花のはじける音も重なる。

 待ちに待った休み時間。木のぬくもりが感じられる教室に、児童の歓声が飛び交う。

 深緑の山に、甲高く、強い鳴き声がこだましていた。おんどりが真っ赤なとさかを揺らして動き回る。

 足の真下45メートル。急流がぶつかり、うねり、百雷のごとくごう音を響かせる。

 「フォルツァ(がんばれ)神戸!」。肩を組み、大声援を送る、サッカーJ1ヴィッセル神戸のサポーター。

天気(6月29日)

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