大西久教授(右から2人目)に教わりながら自由に色を描く児童=社小学校

 専門家を招いた授業で児童の夢や憧れの気持ちを育む取り組み「かとう夢授業」が、兵庫県加東市内の小学校で行われている。第1弾は図画工作がテーマで、絵画を専門とする兵庫教育大学の教授が、独特の色合いやにじみを味わえる「透明水彩絵の具」を使って各校で巡回指導している。子どもたちは自由な発想で紙に筆を走らせ、表現の豊かさを感じ取った。(岩崎昂志)