兵庫県加西市東笠原町のカフェ「オリエンティーマキ」が同市産の鶏卵を使った「ウズラノタマゴサンド」の提供を始めた。ふんわりと焼いた厚焼き卵を挟んだサンドイッチ。チキンカツを一緒に入れた「ウズラノオヤコサンド」も販売し、観光客らにPRする。
同市の鶉野飛行場跡などを訪れる修学旅行生や観光客らをターゲットに、市内の飲食業者がネットワーク「ソラミル」を設立。昼食用弁当の開発や、情報発信などを進めている。昨年10月には、おにぎり工房がライスバーガーの販売も始めており、ソラミルの新メニュー第2弾となる。
以前からメニューにあったタマゴサンドを改良。同店の友井哲さんは「より厚くして卵の味が分かるようにした」と説明する。卵焼き自体は塩やコショウなどで軽く味付けし、パンにからしバターとマヨネーズを塗って全体の味を調えた。デミグラスソースを塗ったチキンカツのカツサンドを入れたセットも作った。
友井さんは「卵は子どもから大人までに好かれ、なじみのある食材。もともと人気のあるタマゴサンドをよりおいしくできた」と胸を張る。
いずれも450円。店舗でも提供する。予約不要。午前9時~午後3時。月、火曜日定休。同店TEL0790・48・2898