－解散前に閣僚２人が辞任したが、「政治とカネ」についてどう考える

　「政党助成金をきっぱりとやめるべきだ。特定の政党を支持しない人からも含めて税金が投入されており、思想・信条の自由に抵触する憲法違反だ。これをやめない限り、政治とカネの問題はなくならない」

　「県議会で政務活動費が問題化したが、県民の困ったことを議員が現場に行って聞き、政策を立案する活動を実際にできていないから、１９５回も温泉に行くような架空（の工作）をした。議員への不信が高まる中、定数削減の声が高まるが、民意は反映されにくく反対だ」

　－選挙区の課題は何か

　「コミュニティー交通の整備が重要だ。都市化が進む加古川市でも、平岡町の北側や上荘町、志方町の一部で公共交通機関の空白は切実な問題となっている。地方創生を掲げるなら、国が手を差し伸べられることを要求していきたい」

（大久保　斉）