衆院選が2日公示される。兵庫11区は民主前職に、自民と共産の新人が挑む予定。同12区は無所属前職に、維新、共産、無所属の新人3人が絡む構図となる見通し。安倍政権の経済政策の是非をはじめ、エネルギー政策や外交・安全保障など、今後の国の方向性を決める12日間の舌戦が幕を開ける。
■11区
自民新人の頭師暢秀氏(44)は2日午前10時から、姫路市坂田町の選挙事務所で出陣式に臨む。午前10時半ごろ、JR姫路駅前へ街宣車で移動し、応援の衆院議員らと街頭演説。その後も同市内各所で支持を訴えて回る。
民主前職の松本剛明氏(55)は午前10時半から、姫路市東延末1の大年公園で出陣式を開く。同11時半からは、姫路市南部を中心に街宣車で回る。午後7時から、同市網干区内の2カ所で個人演説会も開く。
共産新人の苦瓜一成氏(60)は午前10時、姫路市本町の事務所前で第一声。選挙カーで支持を訴えながら市内を回り、夕方には飾磨区の商業施設前で街頭演説。午後7時以降は、姫路市南部を中心に車での訴えを続ける。
■12区
維新新人の村上賀厚氏(55)は選挙事務所での出陣式は行わない予定。代わりに、たつの市龍野町堂本の堂本天神交差点前で第一声を上げる。終日、街宣車で同市など西播磨南部を回り、支持を訴える。
共産新人の堀譲氏(64)は午前10時半から、たつの市龍野町富永の選挙事務所で出陣式。続いて、街宣車で同市南部を回り、政策を訴える。午後は相生市に移動。その後も赤穂市や上郡町を巡って遊説する。
無所属前職の山口壮氏(60)は午前10時から、相生市那波西本町の選挙事務所で出陣式に臨む。その後、街宣車でたつの市や佐用町など西播磨全域を巡って支持を訴え、夜は赤穂市内で個人演説会を開く。
無所属新人の戸井田真太郎氏(36)は、午前11時からたつの市揖保川町黍田のJR竜野駅北駐車場で、午後1時から姫路市夢前町前之庄の旧スーパー駐車場でそれぞれ出陣式。神崎郡内なども回り随時、街頭演説を行う。