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落選を受け、支援者と握手する向山好一氏=神戸市兵庫区水木通3(撮影・後藤亮平)
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落選を受け、支援者と握手する向山好一氏=神戸市兵庫区水木通3(撮影・後藤亮平)

 兵庫2区で、民主元職の向山好一氏(57)は返り咲きを果たせなかった。連合の組織内候補として傘下労組の支援を受け、無党派層への支持拡大を図ったが、壁は厚かった。

 予期せぬ解散。スタッフを集めるのに時間が掛かり、公示前に配ることのできたビラは前回の半分以下にとどまった。街頭ポスターは、掲示場所の確保にさえ手間取った。

 「アベノミクスは庶民切り捨て。普通に暮らす人に光を当てる」。選挙戦では、海江田万里代表らと“庶民重視”をアピール。票を上積むためには投票率アップが必要と、投票を呼び掛け続けた。

 だが、電話で支援を呼び掛けると「民主党は何が変わったんや」と返されることも。政権時代からの批判はなお根強かった。向山氏は神戸市兵庫区の事務所で「敗因は私の2年間の活動不足。民主が自公政権に対峙(たいじ)できるという期待感を持たせられなかった」と悔やんだ。(上田勇紀、堀井正純)

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