経済政策や環太平洋連携協定（ＴＰＰ）、安全保障政策などを争点に、衆院選が２日、公示される。兵庫９区（明石、洲本、南あわじ、淡路市）では、５期目を目指す自民前職に共産新人が挑む構図となる見込み。投開票日の１４日に向け、１２日間の選挙戦が幕を開ける。（１面参照）

　各陣営は午前中に届け出を済ませ、立候補者は明石や淡路で第一声を上げる予定。

　自民前職の西村康稔氏（５２）は、午前中は他の選挙区で応援演説を行い、午後１時から淡路市の伊弉諾（いざなぎ）神宮で出陣式に臨み第一声。その後、南あわじ市、洲本市を回る。同７時からグリーンヒルホテル明石、同８時からＪＡ兵庫南魚住支店でも出陣式を行う。

　共産新人の新町美千代氏（６７）は午前１１時、明石市西新町の事務所前で出発式を開き第一声。その後、同１１時５０分に明舞センタービル周辺、午後０時半に明石郵便局前、同２時４０分にマックスバリュ西明石南店前、同４時にＪＲ大久保駅南口で演説する。