衆院選2017
10月10日公示 10月22日投開票
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 衆院選候補予定者の公認を取り消した民進党。希望の党へ公認申請するが、希望側はふるいにかける方針で、兵庫県内から立候補予定の7人には、その選考基準に不安が広がる。それでも「選択の余地はない」。議席獲得に向け、関係者との協議などに走り回った。

 県内唯一の前職井坂信彦氏(兵庫1区)は28日正午に始まった衆院本会議を欠席した。解散の瞬間は議員会館で同僚議員と対応を協議。「希望は、いろいろな理由を付けて公認申請を却下するのでは」。会合で不安の声も上がったという。

 井坂氏は、身を切る改革などを主張する自身の訴えを挙げ「政策的に希望は満点。不満はない」と言い切り、急ぎ帰神した。

 元職や新人は党の合流方針決定を地元で迎えた。「公認が得られるのか」。支持者からの問い合わせに追われた新人船川治郎氏(同2区)は「私の主張は変わらない。安心を」と対応。新人横畑和幸氏(同3区)や新人池畑浩太朗氏(同12区)も「無所属での立候補はありえない」と、希望による公認に期待を寄せた。

 選挙戦をにらみ、民進党の決定を評価する声も。新人佐藤泰樹氏(同4区)は「有権者に選挙戦の新たな構図を示した」とし、元職梶原康弘氏(同5区)は「現政権を倒すための大同団結。新党でも自らの主張は訴えたい」と前を向く。

 希望の党代表の小池百合子都知事が、かつて選挙区とした同6区。新人桜井周氏は「政権交代が起きるかも」と期待するが、選挙用はがきの修正などが必要になりそうで、事務所担当者は「今後が見通せない」と頭を抱えている。

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