国の文化審議会(佐藤信会長)は21日、昭和初期に建てられた西脇市立西脇小学校の木造校舎など、7件の建造物を国重要文化財に指定するよう萩生田光一文部科学大臣に答申した。同校舎は学校建築の発展過程を示す重要な作例とされ、老朽化で一時は取り壊しも検討されたが、市民の声を受けて保存に転換。現役の校舎である点も評価された。(古根川淳也、伊田雄馬)
指定名は「旧西脇尋常高等小学校」。1934(昭和9)年に建てられた木造2階建て延べ約650平方メートルの第1校舎と、37(同12)年築でほぼ同規模の第2、第3校舎の計3棟が指定対象となる。
設計は北播地域を中心に活躍した建築家の内藤克雄で、北側に廊下、南側に教室を配置し、当時の文部省の学校設計基準に準じた典型的な形式とされる。柱や梁の木組みを見せる華やかな洋風デザインが用いられ、播州織で栄えた西脇の財政力を反映しているという。2008年に兵庫県景観形成重要建造物に指定された。
老朽化に伴い、13年に西脇市が取り壊しを検討したものの、住民や卒業生から保存を求める声が上がり方針を転換。バリアフリー化や耐震補強を施す改修工事を19年までに完了させた。
同校舎は市や県の文化財に指定されておらず、いきなり国の指定を受けるのは極めて異例。県教育委員会によると、文化財建造物を使いながら保存するという国の方針と合致、改修で校舎を将来に残す道筋ができたことも評価されたという。現役校舎の重文指定は全国3例目で、校舎の使用に制約はない。
県内の国重文の建造物は110件目。13年、同小校舎取り壊しの検討を受けて発足した「西脇小学校の木造校舎を想う会」代表の前川貫治さん(73)は「手探りで始めた保存活動が実を結び、感無量」と喜んだ。
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