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ずらりと並ぶブースでワクチン接種を受ける高齢者ら=25日午後、神戸市中央区東川崎町1(撮影・中西幸大)
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ずらりと並ぶブースでワクチン接種を受ける高齢者ら=25日午後、神戸市中央区東川崎町1(撮影・中西幸大)
神戸新聞NEXT
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 神戸市による新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が25日、独自に会場を設けた神戸ハーバーランドセンタービル(同市中央区東川崎町1)で始まった。約2時間で高齢者554人が接種し、大きなトラブルはなかった。

 会場はビル3階の約3千平方メートルを使用。接種用に20の個室ブースを設け、注射を担う歯科医師や看護師ら医療スタッフ約90人、受け付けや誘導の事務スタッフ約100人、2回目の予約を手伝う学生の「お助け隊」約50人が運営した。

 予約枠は1時間当たり280人分だが、2回目の接種が始まる6月15日からは5階の約600平方メートルも会場に加え、28ブースに増やして1日平均約2千人の接種を目指す。これは、区役所など市内12カ所に設ける集団接種会場の1日平均約220人と比べても、9倍の規模となる。

 市は31日から、楽天グループなどと連携し、市内2カ所目の大規模会場をノエビアスタジアム神戸(同市兵庫区御崎町1)にも開設する。医療スタッフ約80人の体制で、毎日午前10時~午後7時に接種。1日約千人からスタートし、段階的に約5千人まで増やす。

 2カ所の会場はいずれも神戸市民が対象で、米ファイザー社製のワクチンを使用。接種の手続きは市の予約サイトなどで受け付ける。

 兵庫県も6月中旬、西宮市立中央体育館と姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」に、1日最大千人に対応する大規模接種会場を設置。米モデルナ社製のワクチンを使い、神戸市を除く県内在住者が対象となる。(長谷部崇)

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