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ワクチンの大規模接種が始まり、会場に押し寄せる高齢者=25日午後、神戸市中央区東川崎町1(撮影・中西幸大)
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ワクチンの大規模接種が始まり、会場に押し寄せる高齢者=25日午後、神戸市中央区東川崎町1(撮影・中西幸大)
大規模接種会場でワクチンを接種する歯科医=25日午後、神戸市中央区東川崎町1
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大規模接種会場でワクチンを接種する歯科医=25日午後、神戸市中央区東川崎町1

 兵庫県内では初めて、神戸市が25日に始めた新型コロナウイルスワクチンの大規模接種。開始前から多くの高齢者が会場前に並び、期待の大きさをうかがわせた。集団接種を検討したが、予約が困難で、大規模接種に切り替えた市民の姿もあり、「やっと接種できた」と安堵の声も。一方で、今後の感染再拡大を警戒する声もあった。

 会場の神戸ハーバーランドセンタービル(同市中央区)3階は、開場前の午後1時すぎ、接種を待つ100人以上が長蛇の列をなし、一時密の状態となった。スタッフが「押し合わず」「ゆっくり」と呼び掛けることに。医療従事者や事務スタッフら約250人が対応し、2時間ほどで554人の接種を終えた。

 同市須磨区の女性(86)は、代わりに電話予約をした50代の長女と一緒に来場した。区役所での集団接種では、電話を10日間かけ続けてようやくつながったが、1度目の接種は7月中旬だった。大規模接種ではほどなく予約が取れ、この日に予定を変更。好きな体操教室など外出の機会を減らしており、「もう何をしても憂鬱だったので、肩の荷が下りたよう」と、ほおを緩めた。

 一方、マンション管理人の男性(72)=同市中央区=は、当初かかりつけ医での接種を検討したが日程が未定だったため「早い方がいい」と、扱い慣れたスマートフォンで大規模接種を予約した。週4日の通勤電車では不安もあったといい、帰宅後は消毒や洗顔を怠らなかった。孫ともほとんど会えず、「これまで長かった」と感慨を込めた。

 パソコンで予約し、訪れた同市長田区の男性(73)は、接種後の待機を含めて30分余りで終え「人が多くて驚いたが、えらいスムーズだった。ほんとすごいわ」と感心した。

 2年前に脳梗塞を患ってリハビリと薬の服用を続けており、同居する妻や娘に対し「自分がかかったら迷惑をかける」と、しばらく外食や旅行は控えている。2度目の接種後は旅行したい気持ちもあるが、「第5波があると嫌やな」と不安も漏らした。(井川朋宏)

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