
神戸市兵庫区新開地1の傾斜地に立つ築50年の商業ビル「ミナエンタウン」の構造を巡って、市と一部入居者が対立している。規制の厳しい地下街に当たるとして、消防法に基づく防火設備の改修を命じた市に対し、入居者は地上の道路に面していると主張。地上かそれとも地下か-。入居する映画館が命令の取り消しを求めて近く、神戸地裁に民事訴訟を起こす。(那谷享平)
ミナエンタウンは1970年、湊川公園の下に建設された「西ビル」と「南ビル」で構成。市営地下鉄湊川公園駅と神鉄湊川駅に直結し、レトロな雰囲気の飲食店や映画館などが入る。
ビル最上階の公園は山手幹線に架かる高架と一体化し、北側にある兵庫区役所や南側の新開地商店街と地続きとなっている。一方、公園下の店舗の入り口は傾斜地にあるため、東側は道路に面している。
こうした特異な構造のため、南ビルに71年から入居する映画館「パルシネマしんこうえん」の小山岳志(たかし)支配人(36)は「ずっと地上1階という認識だった」と話す。
ところが6年前、兵庫消防署が南ビルの点検に入った際、スプリンクラーの故障やガス漏れ警報装置の未設置などを指摘。昨年12月には設備の改修を命令した。ミナエンタウンの南ビルは地下街とみなされ、地上階より厳重な防火対策を求められたという。
小山支配人によると、映画館の開業時の登記簿では上映スペースを2階建てビルの1階と表記。「地下街とされたフロアは西ビルの2階部分と連結しており、根拠が分からず納得できない」と戸惑う。
同署は「建設時から継続して地下街として扱っている。傾斜地の多い神戸では出入り口が地上にあっても地下街となるケースはある」と説明。昨年になって行政命令を出した理由を「点検で設備の不備が分かり、指導や警告など段階を踏んで出した」とする。
改修の期限は来月8日で、その後も対応がなければ、消防は入居者に使用停止処分などを出せる。しかし、改修しようにも、入居者の合意形成や数千万円規模の資金調達は難しい。
小山支配人は市を相手取り、命令の取り消しを求めて26日にも神戸地裁に提訴する。地形や建設当時の資料などから、市側の判断は不当と主張するという。
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