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歩行者をはねた後、高架下で止まった神戸市バス=2019年4月21日、神戸市中央区
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歩行者をはねた後、高架下で止まった神戸市バス=2019年4月21日、神戸市中央区
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神戸市役所=神戸市中央区
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神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市営バスが2019年4月、同市中央区のJR三ノ宮駅前で横断歩道に突っ込み歩行者6人が死傷した事故について、国の事業用自動車事故調査委員会は28日、運転手がブレーキとアクセルのペダルを踏み間違えたことで加速して歩行者に衝突し、国が指針で定める運転者教育を神戸市が適正に行っていなかったことが背景にある-などとする報告書を公表した。

 事故は4月21日午後2時ごろ発生。バスが同駅近くの停留所を発車した後、横断歩道の歩行者を次々とはね、中央分離帯のガードレールに衝突した。20代の男女2人が死亡し、4人が重軽傷を負った。

 報告書によると、運転手は、停留所で乗客が降りた後、バスの前扉から乗ってきた外国人に約2分間、道を案内。その後、本来はバスの前扉を閉め、周囲の安全確認をした上で発進操作をするべきところ、車両を発進させた後に安全確認し、前扉を閉めていた。

 調査委は、安全確認が十分でなかったとして、「道案内に時間を要したことで先を急ぐ感情が生じ、いつもと違った発進手順を行った可能性がある」と指摘。運転手が道案内のために姿勢をずらした後、運転時の通常の位置に座り直さず、前傾姿勢のまま発進したこともペダル操作の正確性を欠く要因になったとした。

 バスはオートマ車だったが、神戸市交通局が採用時の教育に、オートマ車の誤発進防止を盛り込んでいなかったことも指摘した。

 また今後の対策として、チラシ配布など簡単に道案内できる方法の検討や、発進時の安全確認、運転操作手順の検討などを挙げた。

 この事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた男性運転手(66)は禁錮3年6月の判決を受け、神戸市を懲戒免職処分になった。(今福寛子)

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