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2018年のデカンショ総踊りの様子=丹波篠山市北新町、篠山城跡三の丸広場
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2018年のデカンショ総踊りの様子=丹波篠山市北新町、篠山城跡三の丸広場
2018年のデカンショ総踊りの様子=丹波篠山市北新町、篠山城跡三の丸広場
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2018年のデカンショ総踊りの様子=丹波篠山市北新町、篠山城跡三の丸広場

 兵庫県丹波篠山市などでつくるデカンショ祭振興会は3日までに、8月15、16日に予定していた「丹波篠山デカンショ祭」の総踊りを中止することを決めた。通常開催の見送りは2年連続。兵庫県内外から例年約7万人が集うイベントだが、新型コロナウイルス感染拡大で、密集や密接対策が困難と判断した。

 デカンショ祭はお盆の風物詩として親しまれ、「デカンショ節」に手拍子を合わせて舞う県内最大級の民謡と盆踊りの祭典。篠山城跡三の丸広場に設けたやぐらを囲む「総踊り」が名物で、多くの露店も並ぶ。悪天候などによる一部中止はあったものの、全面中止は昨年が初めてだった。

 総踊りの中止は、2日の総会で決めた。昨年は総踊りに代わり、映像のネット配信などのイベントを開催。今年は「中止」という表現は用いず、別の形でデカンショ祭の雰囲気を楽しんでもらおうと、代替案を検討している。

 酒井隆明市長は「本来の祭りはできないが、何らかの形で、来年へとつながるように盛り上げていきたい」としている。(堀井正純)

丹波
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