「上司に報告するコツは」「雑談の話題は何がいい?」-。会話が苦手だったり、人間関係に不安を抱えていたりする人らに、職場でのコミュニケーションスキルを伝授するテキストが発刊された。著者は、精神障害や発達障害がある人らの就労を支援してきた兵庫県精神保健福祉士協会長の北岡祐子さん(53)。「働きたい気持ちも、働く力もあるのに、コミュニケーションでつまずくのはもったいない」と思いを語る。(中島摩子)
北岡さんは、コミュニケーションを効果的に学ぶ「ソーシャルスキルズトレーニング(SST)」を米国で経験し、1999年から国内の支援現場で実践してきた。北岡さんの経験が詰まった本のタイトルは「仕事だいじょうぶの本」。明石市人丸町の出版社「ペンコム」が手掛けた。
精神科に通院している人が通う就労移行支援事業所「(創)シー・エー・シー」=神戸市兵庫区=で所長を務める北岡さんは「職場でのコミュニケーションや対処法は、人生の中で何となく身に付くものではない」と話す。だからこそ練習することを提案し、「働くことが難しいと思っても、スキルを身に付ければカバーできる」とも。
今回の著書の基本編第1節は「あいさつ」。「相手の顔を見る」「会釈を付ける」などのポイントを説明した。また、仕事を円滑に進めることができる「クッション言葉」として、「お忙しいところ恐れ入ります」「少しお時間よろしいですか」などを紹介した。
電話応対や上司への相談の仕方をはじめ、「もっと早くしてと言われた時」「忘れ物をしてしまった時」など、直面しがちな「困った場面」ごとの対処法を詳しく手ほどきしているのが特徴だ。
雑談の仕方も解説。質問したり、相手の言葉を復唱したりしながら会話を続けるスキルや、「天気」や「ペット」といった雑談に適した話題も示した。
北岡さんは「新社会人、復職を目指す人、新人にどう接していいか分からない上司など、いろいろな人に活用してもらいたい」と話している。
カバーイラストは宝塚市在住の漫画家細川貂々(てんてん)さんが担当した。B5判。128ページ。1980円。ペンコムTEL078・914・0391
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