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接種会場の情報が一部誤って表示されるコロナワクチンナビ
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接種会場の情報が一部誤って表示されるコロナワクチンナビ

 新型コロナウイルスワクチンの接種会場が検索できる厚生労働省の情報サイト「コロナワクチンナビ」で、検索条件によっては接種会場ではない公共施設が「予約準備中」となったり、本来の会場が表示されなかったりと、誤った情報が多数含まれていることが分かった。サイトは政府が開設したが、データは自治体や医療機関が入力する仕組み。厚労省は、入力する側のミスが原因として「細かいメンテナンスをお願いしたい」とするが、自治体からは「自前のホームページがあるのに、そもそも必要なのか」との声が上がる。(門田晋一)

 サイトは、接種に関する国民への「見える化」の一環として開設された。自身が住む市区町村の接種会場ごとの予約の空き状況や、扱うワクチンの種類が分かることなどが特徴だ。

 しかし11日時点で、神戸市については、ワクチンの配送拠点で、接種会場ではない東灘区役所などが「予約準備中」という表示に。一方、兵庫県稲美町では、予約可能な会場を検索すると、本来予約できる2カ所の会場が全く示されない。

 同県播磨町でも一般の受け入れ会場を検索すると、予約不可能な医療機関1カ所だけしか出てこない。東京都大田区では、11日公表の接種会場名が、既に9日から表示されていた。

 厚労省によると、サイトは、ワクチンの流通状況を管理する「ワクチン接種円滑化システム(V-SYS)」と連動し、自治体や医療機関が入力した情報の一部が反映される。同省の担当者は、誤った情報や公表前の情報が出る原因として、データ入力時に、情報を非表示にするかどうかの設定を正しく選んでいなかったり、誤入力したりした可能性を指摘。「事前の説明会やマニュアルなどで(入力時の注意点などは)周知しているつもりだ」とする。

 ただ神戸新聞社の取材では、複数の自治体担当者がこうした仕組みを認識していなかった。

 その上で、東京都大田区の担当者は「そもそも自治体独自でワクチン会場を住民に周知している中で、ワクチンナビが必要なのか」と疑問視する。神戸市の担当者は「ワクチンの流通状況を管理するシステムの情報がそのまま載せられる仕組みは、誤った情報発信につながりかねない。市民には市のホームページを参考にしてほしい」と話している。

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