ファン投票で狂言の演目を決める全国的にも珍しい企画「納涼 茂山狂言祭2021」が7月17日、大阪市中央区の大槻能楽堂である。コロナ禍で中止となった昨年予定の演目を引き継いだ。狂言界の名門・茂山千五郎家一門が総出演。娘を溺愛する鬼が愉快で、兵庫県にもゆかりのある「首引」などが上演される。
茂山千五郎家は江戸初期から京都を中心に活躍。NHK連続テレビ小説「おちょやん」(5月15日終了)では、宗彦が喜劇役者として出演した。リクエスト形式は2003年から始めており、ファンが公演に参加できる上、演者も上演機会の少ない役を経験できるのが利点。今回分は2019年7月~20年1月に募集し、78件の応募があった中、「首引」が1位だった。
第1部は午後0時半、第2部は同4時開演。「首引」は第2部の最後で、播磨の印南野が舞台。平安時代、源為朝のゆかりの者が通りかかると、親鬼が娘の姫鬼に人間の食い初めをさせようとして襲いかかる。しかし美形の男に姫鬼が一目ぼれし、一時は何とか命拾い。男は力比べで負ければあきらめて食われると約束し、勝負する-という筋。演者は千五郎(親鬼)ら。
第2部はこのほか、和歌の才能がない大名のしくじりを描いた「萩大名」(七五三ら)と、連歌が原因で離縁しそうになる夫婦が主人公の「箕被」(逸平ら)を予定する。
一方の第1部は、女房やしゅうとめの尻に敷かれる気弱な夫が主役の「濯ぎ川」▽月見の夜に目の不自由な男を襲う悲劇を七五三・宗彦の父子が表現する「月見座頭」▽カミナリが雲から地上に落下し、腰を打って医者の世話になる「神鳴」-の3演目。
「濯ぎ川」で夫を演じるあきらは「頼りなさを強調し過ぎずに、かわいそうにならないよう私らしく演じたい」、「神鳴」で神鳴役の長男・千之丞は「威厳は多少出しつつも、間抜けさも表現したい」と抱負を述べる。
各部前売り6千円(当日6500円)。セクターエイティエイトTEL06・6353・8988
(金井恒幸)
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