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自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センター大阪会場。64歳以下も予約できるようになったが、手続きには接種券が必要だ=14日午前、大阪市
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自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センター大阪会場。64歳以下も予約できるようになったが、手続きには接種券が必要だ=14日午前、大阪市
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 「接種券」がありません-。自衛隊が東京と大阪で運営する新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターは17日から、全国の18~64歳を対象に接種を開始する。だが、大阪会場に近くても、兵庫県内の大半の市町で64歳以下の住民には接種券が届いておらず、同センターでは予約ができない。高齢者以外の早期接種も求められる中、加古川市は希望者には個別に接種券を送る対応を始めた。(高田康夫、中川 恵、竹本拓也)

 同センター大阪会場は大阪府立国際会議場(大阪市北区)で、1日当たり5千人にワクチンが接種できる。これまで65歳以上に限定していたが、大量に余る予約枠を埋めるため年齢制限を撤廃した。防衛省によると、16日午後8時までに6月17~20日の予約は全て埋まり、21~27日は2万件以上の予約が空いている。

 ただ、予約するには市町が発行する接種券の情報が必要で、接種券が届かない状況をいぶかる声が上がる。NPO法人兵庫県腎友会が西宮市で開設する地域活動支援センター「太陽」の指導員、岡英作さん(68)は「利用者は基礎疾患をもっている。早くワクチンを打ちたいので、国の大規模接種センターに行きたいという人もいる」と話す。

 しかし、兵庫県内では多くの市町が64歳以下の人に接種券を発送していない。同センター大阪会場がある大阪市に隣接する尼崎市は16日、64歳以下を対象にした接種券を、60~64歳は6月29日、59歳以下は7月以降に送ると発表。稲村和美市長は「高齢者接種を始めたときに一斉に接種券を送り、混乱を招いた教訓もある。お待たせする市民には申し訳ないが、総合的に判断した最大限のスケジュール」と理解を求める。

 大阪会場は6月28日以降は高齢者が2回目の接種に入り、64歳以下はさらに予約が取りにくくなるとも指摘される。同会場での高齢者接種の対象が兵庫県にも広がった6月上旬、大阪市、西宮市に次いで予約者が多かった宝塚市も、接種券は未発送だ。同市は7月に発送する予定だったが、市民からの要望が多く、担当者は「前倒しできないかと詰めている」とする。

 同じ阪神地域の伊丹市は6月上旬に60~64歳に対し、6月14日には40~59歳に接種券を発送し、40歳以上の市民であれば大規模接種センターが利用できる。20~39歳にも今月18日に送り始めるという。

 一方、加古川市は64歳以下にまだ接種券を送っていないが、コールセンターに「自衛隊の大規模接種センターに行きたい」と申し出があれば、個別に接種券を出す対応を取っている。

 神戸市も11日から64歳以下への接種券の発送を順次開始。神戸市内での接種を選ぶと、59歳以下の一般予約受け付けは7月5日以降になるが、大阪や東京の大規模接種センターではより早く予約ができる。

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