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小惑星りゅうぐうの粒子を分析する装置について説明する土山明・立命館大招聘教授=20日午前、兵庫県佐用町、スプリング8(撮影・村上晃宏)
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小惑星りゅうぐうの粒子を分析する装置について説明する土山明・立命館大招聘教授=20日午前、兵庫県佐用町、スプリング8(撮影・村上晃宏)
外気に触れないように一つずつ容器に入れられた粒子=20日午前、兵庫県佐用町、スプリング8
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外気に触れないように一つずつ容器に入れられた粒子=20日午前、兵庫県佐用町、スプリング8

 水の起源解明につながるか-。海洋研究開発機構などは20日、兵庫県佐用町の大型放射光施設「スプリング8」で、探査機はやぶさ2が小惑星りゅうぐうから持ち帰った砂などの粒子の分析を開始したと発表した。23日まで72時間連続で同施設の設備を稼働させ、最初の分析を行う。比較的大きな粒子も含まれており、太古の水が残されている可能性もあるという。

 はやぶさ2は2014年に打ち上げられ、地球から約3億キロ離れた小惑星りゅうぐうに2度着陸し、砂などを採取。昨年12月に地球に帰還したカプセル内の粒子は複数の研究チームに配分された。スプリング8では8個、計60ミリグラムの粒子を分析する。

 初代「はやぶさ」に続いて分析に携わる土山明・立命館大学招聘教授によると、スプリング8は「ものすごく強いエックス線を出せる世界最大の施設」。さまざまな角度からエックス線を当て、粒子1個当たり1800~3600枚もの断層画像を撮影する。画像を再構成し、立体的な構造などを知ることができるという。その後、実際に粒子を切断して詳細に分析する計画。

 粒子には、太陽系が形成された約46億年前の有機物や、液体の水などが残されている可能性がある。土山教授は「粒子が大きい方が液体の水がある可能性は高いが、粒子によっては抜けてしまっている場合もある。残っているといいなと思う」と期待を込めた。(霍見真一郎)

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