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24時間態勢でワクチンの副反応に関する相談を受ける看護師=神戸市内
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24時間態勢でワクチンの副反応に関する相談を受ける看護師=神戸市内
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 新型コロナウイルスのワクチン接種が本格化する中、兵庫県内の自治体に、副反応に関する相談が次々と寄せられている。24時間態勢で受け付ける神戸市の電話窓口には、5月10日からの1カ月余りで約800人から相談が寄せられ、発熱を訴えた人が4分の1を占めた。しばらく様子を見るよう助言するケースが多いが、中には救急車を呼ぶよう促した事案も。64歳以下の接種開始に伴って今後、相談はさらに増えるとみられ、接種後の不安解消も課題となる。(霍見真一郎)

■痛み、倦怠感も多く 神戸市の電話窓口  

 「接種は1回目ですか、2回目ですか」。市役所と別のビルの一室で、看護師らが受話器に語り掛ける。神戸市の「新型コロナワクチン副反応医療相談窓口」だ。開設当初は計5人で対応していたが、現在は昼に12人、夜は7人で、24時間態勢で電話を受けている。英語や中国語、韓国語など7カ国の外国語にも3者通話による通訳で対応する。

 6月17日までに2115人から相談があり、性別は2対1で女性が多い。接種予約の相談などを除き、副反応の関連は802人。症状別(複数回答)の集計では「37・5度以上の発熱」が最多の208人(相談者の25・9%)で、次に「接種部位の腫れ・痛み」が156人(同19・5%)、3番目は「倦怠(けんたい)感」の101人(同12・6%)だった。

■呼吸苦で救急車要請促す事案も

 同市は、保健所の医師が監修した独自の質問リストに従って症状を聞き取る。最も深刻な「救急搬送の必要性あり」と判断したケースでは、70代男性が接種翌日に「注射した場所が痛く、倦怠感があり、寒気がする」と話し、電話中に息切れして呼吸苦も訴えた。ワクチンとの因果関係は分からないものの、救急車を呼ぶよう促したという。

 「腕に筋肉痛のような痛みがあり、熱が38度ある」と訴えた40代女性に対しては、詳しく事情を聞いた上で「副反応によく見られる症状なので様子を見てほしい」と指示。「接種した所が痛むが動かしたり、もんだりしていいか」と聞く80代男性には「日常生活する分には動かしても問題ない。もまずにぬれタオルなどで冷やして」と助言した。

 「手持ちの薬を飲んでいいか」という相談も多い。神戸市では「薬は、持病やアレルギーなどさまざまな要因が絡むので電話だけで判断することは難しい」として医師や薬剤師に相談するよう答えているという。ワクチンの副反応と考えにくい場合も、市民の不安解消のため、一般疾患に対応する別の相談窓口「救急安心センターこうべ」に電話を替わるなどしている。

 兵庫県も日中は専門相談窓口を設けている。6月17日までに1万459件の電話があり、うち副反応の関連は1288件。神戸市と同様、発熱の相談が約3割を占め、多くは「1日か2日で熱が下がることが多いので様子を見て」と助言しているという。

 中には「副反応がなく、きちんと接種できたか心配」という相談もあり、県ワクチン対策課の田所昌也課長は「副反応が出ない人もいるので、安心してほしい」と話している。

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