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ワクチンの注射を受ける有馬温泉の芸妓=21日午後、有馬グランドホテル(撮影・長嶺麻子)
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ワクチンの注射を受ける有馬温泉の芸妓=21日午後、有馬グランドホテル(撮影・長嶺麻子)
新型コロナウイルスのワクチンを接種する和服姿の女性=神戸市北区有馬町、有馬グランドホテル(撮影・長嶺麻子)
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新型コロナウイルスのワクチンを接種する和服姿の女性=神戸市北区有馬町、有馬グランドホテル(撮影・長嶺麻子)
和服姿で新型コロナウイルスワクチンの接種を待つ旅館関係者ら=神戸市北区有馬町、有馬グランドホテル(撮影・長嶺麻子)
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和服姿で新型コロナウイルスワクチンの接種を待つ旅館関係者ら=神戸市北区有馬町、有馬グランドホテル(撮影・長嶺麻子)

 新型コロナウイルスワクチンの職場接種が21日、兵庫県内でも有馬温泉や神戸市看護大で始まった。「一日でも早くコロナ禍を抜け出したい」。そんな思いで観光業の従事者や学生らが接種を受けた。兵庫県内では同日午前9時時点で122件、約35万人分の申請があり、高齢者と並行し、幅広く現役世代の接種が進む見込みだ。

 有馬温泉観光協会は有馬グランドホテル(神戸市北区有馬町)で、会員のホテルや旅館、飲食店などの従業員らに接種を始めた。

 観光庁によると、全国の温泉地では最も早い取り組み。同協会に加盟する約200事業所の従業員が対象で、希望者は約1800人という。書き入れ時の盆休みまでに2回の接種を終わらせ、観光客に安心して過ごしてもらう狙いがある。

 有馬温泉病院や地元の診療所、神戸市北区医師会の協力で打ち手を確保した。

 この日は120人が接種を受けた。芸歴21年の芸妓、一菜さんは「団体客の足は遠のいたままだが、温泉地は危険じゃない。少しでも早く温泉と大自然に癒やされてほしい」。旅館のフロント業務を務める稲葉修平さん(37)=大阪府池田市=は「お客さんと接する機会が多いので、早くできるのはありがたい」と話した。

 同協会の金井啓修会長(66)は「有馬を皮切りに接種が加速し、安心して観光客が出掛けられる環境になれば」と話した。

 神戸市看護大(神戸市西区)でも21日から接種がスタート。授業の空き時間を利用し、登校した学生と職員計120人が接種した。

 同大4年の学生(21)は教員に接種してもらい、「知っている先生なので安心できた」と笑顔。病院での実習にも取り組んでおり、「病院は人の出入りが多いので、家族も心配している。打っておいた方が安心する」と話した。

 今後、神戸市外国語大の学生や教職員にも対象を広げる。病院での実習に臨む看護学生や、海外留学を希望する外国語大の学生らが、安心して学べるように接種を進める。

 兵庫県によると、職場接種の申請122件のうち82件が、国による最終確認を終えている。川崎重工業や住友ゴム工業、神戸大、甲南大のほか、兵庫県庁や農協系の団体、淡路市商工会なども実施する方針を明らかにしている。

 ただ、職場接種では接種券が必要とされておらず、自治体から届いた後で企業や大学に提出し、ワクチン接種記録システム(VRS)に登録することになるため、接種回数のリアルタイムの把握が難しい。ワクチン接種証明(ワクチンパスポート)の発行も検討される中、登録漏れなく接種記録の管理ができるかなどが課題になりそうだ。

(高田康夫、大橋凜太郎)

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