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テーブルの上にある排煙ダクトを使ったケース(理研提供)
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テーブルの上にある排煙ダクトを使ったケース(理研提供)
テーブルの上にある排煙ダクトを使わないケース(理研提供)
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テーブルの上にある排煙ダクトを使わないケース(理研提供)
神戸新聞NEXT
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 新型コロナウイルスの感染対策を神戸・ポートアイランドのスーパーコンピューター「富岳」でシミュレーション(予測)してきた理化学研究所(理研)などは23日、感染者と15分マスクなしで会話した場合の感染確率などを発表した。距離1メートルの場合の確率は、従来株は15%程度だが、より感染力が強いとされる英国株(感染力を1・25倍と仮定)で20%弱、インド株(同2・5倍と仮定)で約35%になることが分かった。

 富岳を使い、飛沫のシミュレーションだけでなく、感染確率を予測したのは初めて。飛沫に含まれるウイルスの量や海外で起きたクラスター(感染者集団)の分析から得た感染に至るウイルス量などを前提に計算した。

 予測では、距離1メートルで15分会話した際のインド株の感染確率は通常の声では約35%だが、酒を飲むなどして大声になると50%弱に上昇。大声で、距離が75センチに近づくと70%を超え、50センチではほぼ100%感染すると試算された。

 また、安全とされる2メートルの距離で通常の声で話しても、マスクなしで1時間話すと、インド株では感染確率が30%程度あることも分かった。

 さらに、広さ約44平方メートルの飲食店に16人が入り、うち従来株に感染した1人が30分間大声で話す中に1時間滞在した-という状況を想定。エアコンなどで空気をかき混ぜ、パーティションを設置すれば、部屋全体で感染リスクを約8割削減できることが判明した。

 感染確率について、理研チームリーダーの坪倉誠・神戸大教授は「どれぐらい飛沫を吸うと危険なのかと尋ねられることが多く、大まかな指標を出したかった」と説明。飲食店の環境については「どの席が危険かという議論より、店内全体のリスクを下げることが重要だ」と指摘した。(霍見真一郎)

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