京舞と狂言を比べて楽しむ公演が7月18日、京都芸術劇場春秋座(京都芸術大学内、京都市左京区)である。「メルヘン」をテーマに、京舞井上流と狂言の茂山忠三郎家が競演。両者が初めて合作する新作「たぬき」も披露する。せりふのない京舞と言葉で笑いを生む狂言が、現代の舞台でどう融合するのだろうか。
京舞と狂言の比較上演は2019年、田口章子・同大教授の企画で始まった。初回のテーマは「女」。京舞は地唄「鉄輪(かなわ)」で男に捨てられた女の悲哀を、狂言は「因幡堂」で妻の強さやずるさを描いた。昨年度はコロナ禍で中止され、2回目となる。
初回の観客から「京舞と狂言に同じ作品で共演してほしい」という期待の声が寄せられ、合作が実現。新作「たぬき」は、地唄の「たぬき」と狂言の「狸腹鼓(たぬきのはらつづみ)」をベースにした。
京都・東山の麓に住む猟師が、夜の山で尼に化けた女狸に出くわす。猟師が正体を見破り射抜こうとすると、狸は命乞い。そこで猟師は「狐(きつね)より化かし上手だと証明できたら助けてやる」。すると狸は若く美しい女に変身し、猟師はそのとりこになる…。
出演は京舞井上流の井上安寿子、大蔵流狂言師の茂山忠三郎と、いずれも若手の実力者。前半の尼に化けた狸は、茂山が面と着ぐるみをつけ、せりふ入りで上演。後半の美女役は、井上がせりふなしで京舞の形を生かして演じる。
井上は「普段から京舞は表情さえも作らない。今回は舞だけで狸の感情の機微をどう表現するかを工夫したい」、茂山は「京舞の美しく華やかな面と、狂言の喜劇性の両方を伝えたい」と抱負を述べる。
このほか、京舞はおとぎ話の「浦島太郎」を舞台化した上方唄の「浦島」、狂言はカミナリが雲から地上に落ちて腰を打ち、医者の治療を受ける「神鳴(かみなり)」を演じる。
午後2時開演。一般4500円ほか。京都芸術劇場チケットセンターTEL075・791・8240
(金井恒幸)
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