総合 総合 sougou

  • 印刷
前回兵庫県知事選の立候補者の一覧。無所属が並んだ
拡大
前回兵庫県知事選の立候補者の一覧。無所属が並んだ

 【質問】最近の兵庫県知事選挙の立候補者を見ると、無所属の人ばかりです。複数の政党から推薦をもらう人もいますが、首長選挙では、国政選挙のような政党の公認候補があまりいない印象です。なぜなのでしょうか。

「知事選 あなたの?に答えます」-。7月1告示、18日投開票の兵庫県知事選にまつわる疑問・質問に、記者らが取材を踏まえてお答えします。演説などだけでは分からない、ちょっと聞きづらい質問をぶつけ、そもそもどうなってるの?という疑問を解消します。

 各種の選挙に立候補する人は、選挙管理委員会への届け出時に所属党派を記入しますが、党員でも無所属を選べます。無所属での立候補は特定の政党色がつかず、幅広い層からの支援を得やすい側面があります。

 今回の兵庫県知事選に立候補を予定する人も、全員が無所属です。ただ、前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)は自民と維新、元県議の金田峰生氏(55)は共産の推薦を受けます。

 国会で与野党に分かれて対立している政党が、同じ候補者を推薦して一緒に応援することも珍しくありません。地域の課題解決には、国政ほど政党の違いが表れないためです。

 今回の県知事選では、立憲民主党兵庫県連が前副知事の金沢和夫氏(64)に、推薦ではなく、政党色がさらに薄まる「支援」を打ち出しました。政党色を出したくない本人側の意向も踏まえたとみられます。

 一方、斎藤氏に推薦を出した日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)に、3月末時点で公認候補となる可能性を尋ねると、「日本の首長選で『公認』で選挙に出ているのは、僕と吉村さん(吉村洋文・大阪府知事)くらい。(当選しても)維新一色では議会運営ができない。勢力争いじゃありませんから」と返されました。

 確かに、全国の知事で無所属以外は、地域政党・大阪維新の会の吉村知事のみ(2020年末時点)。無所属での立候補には、当選後の議会運営を意識した戦略も大きく影響しているようです。(石沢菜々子)

 神戸新聞社は、読者の投稿や情報提供を基に取材を進める双方向型報道「スクープラボ」に取り組んでいます。身近な疑問や困りごとから、自治体や企業の不正告発まで、あなたの「調べてほしい」ことをお寄せください。LINEで友だち登録(無料)するか、ツイッターのダイレクトメッセージで投稿できます。皆さんと一緒に「スクープ」を生み出す場。ご参加をお待ちしています。

総合の最新
もっと見る
 

お知らせ