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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県知事選は7月1日、告示される。これまでに新人5人が立候補を表明。過去の知事選では5人による争いが最多で、予定通り5人が立てば1974年以来、47年ぶりとなる。投開票は同18日。

 立候補を予定するのは、いずれも無所属新人で、前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦▽元兵庫県議の金田峰生氏(55)=共産推薦▽前兵庫県副知事の金沢和夫氏(64)▽元加西市長の中川暢三(ちょうぞう)氏(65)▽音楽塾経営の服部修氏(47)。

 斎藤氏は県政刷新と若さをアピールし、「事業をゼロベースで見直す」と徹底した行財政改革を強調。産業や観光振興などで大阪府との連携強化も打ち出す。

 金田氏は福祉や医療を重視し、PCR検査や保健所体制の充実を訴える。若者の県内での就職を促すため、奨学金の返済支援制度を拡充させるとする。

 11年にわたり副知事を務めた金沢氏は、現職の県政継承を主張。女性副知事の登用、感染症対策のため県版CDC(疾病対策センター)の創設を訴える。

 中川氏は「デジタル地域通貨」の導入や教育予算の2割アップのほか、知事任期を3期までとする条例制定、県議会の定数削減や議員報酬カットも掲げる。

 服部氏は「(新型コロナウイルス禍以前の)元の生活に戻す」と訴え、生活支援の給付金支給や感染予防のためサプリメントの配布を挙げる。(紺野大樹)

【特集ページリンク】兵庫県知事選2021

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