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西日本豪雨で土砂崩れが起き、男性1人が死亡した現場。のり面の工事が完了した=宍粟市一宮町公文
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西日本豪雨で土砂崩れが起き、男性1人が死亡した現場。のり面の工事が完了した=宍粟市一宮町公文
架け替えで橋脚のなくなった平瀬橋=宍粟市一宮町河原田
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架け替えで橋脚のなくなった平瀬橋=宍粟市一宮町河原田

 西日本豪雨から6日で3年。土砂崩れなどで家屋8棟が全半壊し、男性1人が亡くなった兵庫県宍粟市では、国や兵庫県、市による復旧工事が計302カ所で行われ、全て完了のめどが付いた。総事業費は約62億円。被災した市民は安堵しつつ、備えの意識を高める。

 市が担った復旧工事は市道や橋、護岸など216件で、6月30日までに終えた。ほかは国が13カ所、県が73カ所。男性が土砂に巻き込まれた同市一宮町公文の現場は県が担当し、約7400平方メートルののり面に格子状のコンクリートを造成した。8月中には麓の土砂撤去を終える計画という。

 防災力が向上した構造物の一つが橋だ。同市一宮町河原田の平瀬橋では、橋脚に流木が引っ掛かって河川があふれ、30~40人が避難していた公民館付近にまで泥水が押し寄せた。

 6月に完成したばかりの新しい平瀬橋には橋脚がなく、流木が詰まりにくい。川底も掘削により約1メートル深くなった。集落から国道につながる重要な橋だけに、地域も復旧を喜ぶ。

 ただ近年は、甚大な被害をもたらす土砂災害が列島各地で相次ぐ。住民の一人、阪本國廣さん(73)は「復旧工事で一安心だが、防災意識は高く保ちたい」と表情を引き締めた。(村上晃宏)

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