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豪雨で排水溝からあふれた泥水が道路に流れ出た=7日午後、宍粟市山崎町高所(撮影・村上晃宏)
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豪雨で排水溝からあふれた泥水が道路に流れ出た=7日午後、宍粟市山崎町高所(撮影・村上晃宏)
新型コロナウイルス対策などのため、簡易テントが設営された避難所=7日午後8時49分、宍粟市山崎町神谷、河東小学校(撮影・村上晃宏)
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新型コロナウイルス対策などのため、簡易テントが設営された避難所=7日午後8時49分、宍粟市山崎町神谷、河東小学校(撮影・村上晃宏)
宍粟市山崎町に高齢者等避難が発令され、小学校に避難した住民ら=7日午後8時44分、宍粟市山崎町神谷、河東小学校(撮影・村上晃宏)
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宍粟市山崎町に高齢者等避難が発令され、小学校に避難した住民ら=7日午後8時44分、宍粟市山崎町神谷、河東小学校(撮影・村上晃宏)
佐用小学校の体育館に町が設けた避難所の様子=7日午後8時16分、佐用町佐用(撮影・勝浦美香)
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佐用小学校の体育館に町が設けた避難所の様子=7日午後8時16分、佐用町佐用(撮影・勝浦美香)

 梅雨前線の影響で兵庫県内では7日、大雨が続き、神戸、姫路市などに土砂災害警戒情報が出た。土砂崩れもあり、各地で約170人が避難。神戸地方気象台は8日も24時間に150~200ミリの雨を予想。7月の神戸の降水量(平年値187・9ミリ)に匹敵し、警戒を呼び掛けている。

 播但連絡道路では土砂崩れが発生し、7日午後8時20分ごろから、神崎南-市川南ランプ間(約9・1キロ)が通行止めとなった。姫路市安富町の国道29号でも土砂崩れがあり、片側通行規制を実施。三木市では吉川町新田の県道で片側に土砂が流れ込んだ。

 同気象台によると、宍粟市の一宮では、同日午後8時までの24時間降水量が181ミリを記録した。

 鉄道にも影響。JR西日本は同日、姫新線姫路-播磨新宮間や、加古川線、播但線で一時運転を取りやめた。8日は、播但線全線と山陰線園部-東浜間、加古川線厄神-谷川間、大阪と山陰方面を結ぶ特急「はまかぜ」「こうのとり」の一部運休を予定する。

 土砂災害警戒情報はほかに、宍粟市や市川、福崎、香美町に出された。神戸市は土砂災害警戒区域に住む約4万9千世帯に、避難に時間がかかる高齢者や支援者が対象の「高齢者等避難」を発令。丹波篠山、三木、養父市などで大雨警報(浸水害、土砂災害)や洪水警報も発令された。

 各市町は避難所を設け、姫路市では5カ所に111人が避難した。宍粟市山崎町は5カ所に設けられ、午後8時までに11世帯19人が身を寄せた。4世帯10人が避難した河東小学校(同市山崎町神谷)では、新型コロナウイルス対策で検温や問診が実施され、簡易テントも設けられた。車いすを利用する一宮節子さん(91)は息子の妻と共に避難。「自由に動けないので早めに避難した。豪雨で山が崩れないか心配だった。コロナ感染も心配だったので簡易テントがあるのはありがたい」と話した。(まとめ・小谷千穂)

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