高齢化による「多死社会」の到来で、人生の最期をどこで迎えるかが問われる中、「家と病院のいいとこ取り」を掲げた「シェアハウス型ホスピス住宅」(28室)が神戸市垂水区にオープンした。看護師を手厚く配置し、がんの末期や難病の患者らに対応。地元の医師や薬剤師、ケアマネジャーらと連携し「地域のみとりの拠点」を目指す。(中島摩子)
施設名は「ファミリー・ホスピス神戸垂水ハウス」(同区学が丘5)で、分類は住宅型有料老人ホーム。「ファミリー・ホスピス株式会社」(東京都)が運営し、同様の施設は全国で20カ所目、関西では今春の京都市北区での開設に続き2カ所目になる。
同社は「従来の高齢者住宅は介護対応に強みがあったが、医療対応には限界があった」と指摘し、最期まで安心して暮らせるシェアハウス型ホスピス住宅として同施設を提案。日常的に医療ニーズが高かったり、単身世帯や老々世帯で自宅療養が難しかったりする人らの利用を想定する。
「-神戸垂水ハウス」は、神戸で長年、在宅のみとりに力を入れてきた看護師の宇野さつきさん(54)がホーム長を務める。
JR西日本の関連会社が運営する介護付き有料老人ホーム「ディアージュ神戸」の隣接地に立ち、木造2階建て、延べ床面積約1095平方メートル。1、2階のいずれにもリビングと個室(約19平方メートル)がある。看護師と介護士が24時間体制で見守り、地域の医師らが出入りする。
苦痛を和らげ、安心できるケアを実現するため、看護師は15人が勤務を予定する。夜間帯に看護師2人を配置するのも特色だ。
掲げるのは、自宅のような快適さ。家族や友人の面会に制限はなく、入浴や食事、外出なども本人の希望に添う。家賃や管理費は月額16万円から(食費別)。現在、がんや難病、呼吸不全などの9人が利用している。
千人以上のみとりに関わってきた宇野さんは「死は誰もが経験し、人生の延長上に死がある。ここで自立して生ききり、最期を迎えるのを支えたい。地域に開かれたホスピスにしたい」と話す。同施設TEL078・742・7622
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