1日目の昼食休憩前から長い中盤戦が始まった「お~いお茶杯第62期王位戦」(神戸新聞社主催、伊藤園特別協賛)。2日目の22日、藤井聡太王位(19)=棋聖=は8八玉(71手目)と自玉を安全な位置に移した後、駒損しながら馬を切った3三馬(83手目)や、攻撃の幅を広げた3五歩(85手目)で形勢を優位に導いた。
一方、豊島将之竜王(31)=叡王、兵庫県尼崎市=は2四同金(90手目)~5一玉(92手目)と金を捨てながら玉を逃げたが、藤井は8三銀(95手目)で挟撃の構えを整えるなどし、じわじわと差を広げた。終盤、豊島も8七歩成(102手目)からの王手などで迫ったが、及ばなかった。
立会人の谷川浩司九段(59)=神戸市東灘区=は「豊島竜王は2日目の午前中までは互角以上の戦いを見せたが、その後は藤井王位が完璧な手順だった」と2日間の対局を振り返った。(井原尚基)
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