大阪・西成を舞台にしたコテコテの人情ドラマが誕生した。映画「ねばぎば 新世界」は、この街で生まれ育った赤井英和と、「赤井さんが自分のヒーロー」という大阪・十三出身、上西雄大監督のダブル主演。地元の全面協力も得て、見る者が明るく前向きになれる、痛快なコメディーに仕上がった。
ボクシングジムを経営していた勝吉(赤井)は慰問先の刑務所でかつての弟分コオロギ(上西)と再会。コオロギは出所後、勝吉と一緒に串カツ屋で働き、街で助けた少年と恩人の娘が悪徳宗教団体にいると知って2人で救出に乗り出す。
「浪速のロッキー」と呼ばれた元ボクサーで、俳優として活躍する赤井のイメージを真ん中に置いた「赤井さんありきの映画」と上西。腕っ節は強いが気は優しく、困っている人を放ってはおけない。勝新太郎、田宮二郎コンビの映画「悪名」シリーズで勝が演じた朝吉を赤井に重ねた。「同じようにシリーズ化できたらいいですね」。
カメラアングルに工夫を凝らした格闘シーンも見どころ。新世界やジャンジャン横丁で撮影し、勝吉の自宅は飛田にある赤井の実家を使った。ホームタウンにいる安心感からか赤井は「せりふが口からというより腹から出てくる感じ。毎日毎日、撮影が楽しみだった」。普段は何度もNGを出すが「今回だけはほとんどなかった」と振り返る。
弱い者いじめは許さない。逆境に負けるな。人は1人では生きていけない。何度でもやり直せる…。映画に込められたメッセージは“暑苦しい”ほどストレート。「それを赤井さんが言うと違和感なくスッと伝わる。その人柄が作品の最大の魅力」と上西は胸を張る。
コロナ禍が社会全体に重くのしかかるが、2人は「とにかくネバーギブアップ(ねばぎば)でっせ」と力を込めた。
大阪・第七芸術劇場で上映中、8月7日から元町映画館で公開。(片岡達美)
-
神戸
-
神戸
-
教育
-
地方行政
-
-
東播三田北播丹波
-
阪神
-
阪神
-
-
未来を変える
-
但馬
-
阪神
-
姫路
-
-
-
失われた事件記録
-
神戸社会連載まとめ読み
-
教育
-
-
ウクライナ侵攻
-
スポーツ神戸#インスタ
-
地方行政
-
山口組分裂騒動
-
-
教育神戸
-
-
新型コロナ
-
-
神戸教育
-
-
神戸社会連載まとめ読み
-
神戸三宮再整備スクープラボ
-
但馬
-
但馬
-
姫路地方行政
-
教育姫路
-
西播姫路文化
-
地方行政
-
但馬防災
-
神戸
-
地方行政神戸
-
地方行政
-
選挙
-
神戸
-
西播選挙
-
神戸山口組分裂騒動
-
神戸
-
-
文化
-
-
東播
-
神戸
-
スポーツサッカー
-
但馬
-
但馬
-
-
但馬
-
明石
-
阪神
-
神戸
-
姫路#インスタ
-
-
阪神
-
阪神
-
医療生老病支
-
選挙
-
選挙
-
神戸
-
-
-
神戸
-
姫路
-
姫路
-
医療
-
姫路医療
-
西播神戸
-
神戸
-
スポーツ阪神
-
姫路
-
-
社会連載まとめ読み
-
阪神
-
地方行政新型コロナ
-
神戸防災
-
神戸文化
-
医療
-
阪神
-
スポーツヴィッセル
-
阪神
-
神戸
-
神戸
-
神戸
-
神戸
-
神戸
-
神戸
-
教育
-
-
社会連載まとめ読み
-
姫路選挙
-
医療