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県道長坂垂水線の未舗装部分。神戸市は車両の通り抜けをできなくする方針を示した=神戸市西区伊川谷町長坂
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県道長坂垂水線の未舗装部分。神戸市は車両の通り抜けをできなくする方針を示した=神戸市西区伊川谷町長坂
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道幅の狭さを知らせる看板=神戸市西区伊川谷町長坂
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道幅の狭さを知らせる看板=神戸市西区伊川谷町長坂

 神戸市垂水、西区を通る県道488号長坂垂水線の未舗装区間について、管理する神戸市が舗装や防犯灯の設置に乗り出す一方、車両の通り抜けをできなくする方針を示した。徒歩や自転車の安全性を確保し、「舗装すると通り抜ける自動車の量が増えて事故が起きる」とする近くの住宅地の懸念を踏まえた。沿道住民の安全のために県道を車両通行止めするのは「あまり例がない」という。(名倉あかり)

 未舗装区間は、神戸市西区伊川谷町長坂の住宅地と、商業施設が立ち並ぶ同市垂水区多聞町の境界部分約300メートル。最も狭い道幅は2メートルにも満たず、路面の凸凹は激しい。付近には「通り抜け困難」との看板が設置されている。

 街灯がないため夜は暗闇となり、野犬の出没や不法投棄が問題になったこともあったという。通学路でもあるため、改善要望が続いていた。一方で、住宅地内では商業地域に行き来する車が目立ち、住民から舗装に反対の意見も出ていた。

 神戸市は政令市のため県道の管理を担う。市西建設事務所は地域の住民らに、(1)道路の舗装(2)住宅地との境界に車止めを設置(3)防犯灯の設置-の方針を伝えた。担当者は「利用する歩行者と自転車、そして住宅地内の安全確保に重きを置き、車両通行の抑制が最善と考えた」と説明する。

 車止めは住宅地との境界のみに設置するため、垂水区側から車で未舗装部分に入ることはできるが、通り抜けはできない。本年度中にも工事に着手したい考えで、通過交通抑制のための県道の一部通行止めは「過去にあまり例がない」(同建設事務所)という。

 車止めの設置は来年1月の予定という。道は民有地と一体になっているため、市が所有している部分のみ舗装する。

 1歳の子どもを育てる30代の女性は「車通りが多く危ないと感じていたので、良いと思う」と話した。一方で、会社員の男性(44)は「ガタガタでも生活道路。この道が舗装され、車が通れることを見越して新築の一戸建てを購入したのに」と反対する。

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