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 神戸大学(神戸市灘区)と産業機械卸・製造のカツヤマキカイ(同市中央区)はこのほど、人の触覚に訴える技術の共同研究を始めたと発表した。高所の建設現場などで危険を察知し、振動して知らせる装置やシステムの開発を目指すという。研究期間は2024年5月までの3年間。(井川朋宏)

 神戸大大学院工学研究科機能ロボット学研究室では2年余りの研究で、複数の振動により、人に物体の位置を伝える基盤システムを開発した。一方のカツヤマキカイは運搬機器などの開発や製造を通じ、安全確保のノウハウがあり、両者が今回手を組んだ。

 例えば、建設作業員が高所や工場で身に着けるヘルメットやベルトなどに、センサーや振動装置を取り付けることを想定する。一定の範囲で物体との距離や位置関係を感知し、危険が迫っていれば振動。作業員に気付かせて事故を未然に防ぐ仕組みだ。

 研究の1、2年目は、インターネットに接続したセンサーで感知する情報内容を精査し、振動の方法を検討して装置を開発する。3年目は、神戸空港にあるカツヤマキカイの研究開発棟で、高所の作業現場などの状況を再現して実験を進め、完成度を高めるという。

 24年度以降に装置の実用化を図るといい、永野光・神戸大大学院助教(33)は「触覚は体中のいろんな部位にあり視覚や聴覚より伝達方法に多様性がある。障害者へのサポートなど、医療や福祉、災害復興といった分野にも広げたい」と話した。

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