兵庫県宝塚市は１６日、職員と新型コロナウイルスワクチンコールセンターに従事する委託事業者ら計３人が新たに、コロナに感染したと発表した。

　感染したのは、市民交流部の２０代女性職員▽新型コロナウイルスワクチン相談窓口の５０代女性▽同センターの３０代女性。

　２０代女性職員は１２日、発熱の症状を訴え、１３日にＰＣＲ検査を受けたところ、１６日に陽性と判明。女性職員は同居家族の陽性が分かった１１日から公休を取得しており、現在も自宅待機している。症状は軽症とみられ、感染経路は濃厚接触した同居家族という。

　普段は一般事務を担い、市民や他の職員に濃厚接触者はいないという。市は１１日、女性職員が勤務する市役所内の執務室を消毒し、通常通り業務を行っている。

　５０代女性は１４日、３０代女性は１５日、それぞれ陽性が判明。いずれも発熱などを訴えた１３日から現在も自宅療養しており、症状は軽症という。５０代女性の濃厚接触はいないとみられるが、３０代女性については確認中。窓口と同センターは通常通り業務を継続している。

【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら