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感染拡大が続く中、神戸・三宮周辺では、多くの若者や買い物客らが行き交った=16日午後、神戸市中央区(撮影・秋山亮太)
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感染拡大が続く中、神戸・三宮周辺では、多くの若者や買い物客らが行き交った=16日午後、神戸市中央区(撮影・秋山亮太)
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 新型コロナウイルス流行の「第5波」が猛威を振るっている。兵庫県で1週間平均の感染者数が16日、2日連続で過去最多を更新する541・4人となった。感染力が強いインド由来のデルタ株が広がり、7月以降、若者を中心に第4波を超えるペースで急増。お盆休みを経て、病床使用率は6割近くに上り、医療逼迫(ひっぱく)が懸念される。

 1週間平均の感染者数は第4波で、2月末の23・1人から1カ月後の3月29日に100人を超えた。さらに1カ月後、4月28日にピークの516・7人となった。同月25日から3度目の緊急事態宣言が発令され、5月から減少に転じた。

 今回の第5波では、宣言解除後の6月29日に19・3人まで下がってから、1カ月足らずの7月22日に再び3桁に。「まん延防止等重点措置」が適用された8月2日時点は266・9人だったが、2週間で2倍以上になった。

 年代別感染者数(7月1日~8月15日)は、20代が最多で4分の1以上を占め、20~50代の現役世代で全体の7割以上。一方、60代以上は6%程度にとどまる。高齢者のワクチン接種が8割以上に広がった効果があるとみられる。

 二つの波を比べると、20人前後から500人に達するまでに、第4波は58日だったが、第5波は46日で、2週間近く速い。

 16日午前0時現在で、入院患者は717人で病床使用率は57・9%、うち重症者は40人で重症病床使用率は28・1%。宿泊療養者は過去最多の775人で、利用率は52・5%に。自宅療養者は2110人に上る。

 NTTドコモによると、JR三ノ宮駅周辺の人出は、昨年4月上旬に比べ、今月10~12日は3割前後、13~15日も1割前後増えた。姫路駅周辺でも11日に45・8%増えるなど、10~15日は3~4割程度の増加となった。斎藤元彦知事は16日、兵庫にとっては4度目となる緊急事態宣言の発令を国に要請したことを明らかにした。(井川朋宏)

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