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空き店舗(右奥)の改修コンペで最優秀賞を受けた神内あゆみさん(左)と中野喜代花さん=高砂市高砂町鍛冶屋町、企業内起業家空間「LINC(リンク)」
空き店舗(右奥)の改修コンペで最優秀賞を受けた神内あゆみさん(左)と中野喜代花さん=高砂市高砂町鍛冶屋町、企業内起業家空間「LINC(リンク)」

 高砂商工会議所(兵庫県高砂市)が、商店街の空き店舗を改修するデザインコンペで、神戸芸術工科大(神戸市西区)の学生2人組の提案を最優秀賞に選び、17日、表彰した。コンセプトは、同商議所の会員企業同士が学び合う「学校」。壁に広がる黒板を活用し、書き込みによる情報交換を促した点が評価された。

 改修するのは、高砂銀座商店街(高砂市高砂町)の2階建て元店舗。同商議所などが現在、中小企業8社の共用オフィスなどとして活用している。コンペでは、1階入り口に接する1室(広さ約17平方メートル)のデザインを募集。商店街近くの空き家改修でつながりがあった同大に依頼し、10組の提案を受けた。

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