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激しい雨に見舞われた神戸の市街地=17日午後、神戸市中央区元町通1(撮影・秋山亮太)
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激しい雨に見舞われた神戸の市街地=17日午後、神戸市中央区元町通1(撮影・秋山亮太)

 兵庫県は停滞する前線の影響で、18日未明から明け方にかけて、前日に引き続き強い雨に見舞われた。神戸市では18日午前7時ごろまでの24時間雨量が8月最大の144ミリを記録した。

 神戸地方気象台によると、同市では降り始めからの総雨量が300ミリに迫り、8月の平均値の3倍近くになっている。県南・北部とも19日午前6時までの24時間で最大80ミリの雨を見込む。

 県内全域で大雨のピークはすぎたもようだが、大気が不安定な状況は20日ごろまで続き、長雨で地盤が緩んでいることから、同気象台は継続的な注意を呼び掛けている。

 神戸市は18日午前11時現在、この大雨の影響で表六甲、裏六甲、再度山の各ドライブウェイを通行止め。同市須磨区では民家の壁の一部が崩れたため、2世帯5人に避難指示を出した。(藤井伸哉)

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