新型コロナウイルスの「第5波」による感染爆発に伴い、新規感染者が初めて千人を超えた兵庫県。20日に4度目の緊急事態宣言が発令されるが、今年の第3~5波の宣言前を比較すると、今回は陽性者数や陽性率などの数値が突出している。ワクチン接種の進展もあり、病床使用率は相対的に低い状況だが、発令後に逼迫も危惧され、宣言期間が長期化する恐れもある。
県によると、1日当たりの新規感染者数のピークは、第3波で324人(1月9日)、第4波は629人(4月24日)で、それぞれ宣言発令直前に迎えた。今回は18日に1088人となり、第3波の3・4倍、第4波の1・7倍に上る。
感染状況を示す7指標は17日時点で、重症病床使用率を除く6項目で「ステージ4」(爆発的感染拡大)の基準を大きく上回る。人口10万人当たりの療養者数▽検査陽性率(1週間)▽人口10万人当たりの陽性者数(同)▽感染経路不明割合(同)-の4項目は、第3~5波のうち今回が最悪となっている。
一方、第5波では高齢者のワクチン接種が進んだことで、年代別の感染者は60代以上が1割未満にとどまり、重症者の割合も減少。冬と春の宣言前は8割に近かった病床使用率は、現在約6割で、第4波で7割を超えた重症病床使用率も約4割。ただ、いずれも前週比で1割以上、上昇しており、予断を許さない。
今年に入って2度の宣言では、発令から10日程度で減少に転じた。それでも宣言期間は当初の予定より延長しており、第3波では46日間、第4波では57日間に及んだ。今回は9月12日までの24日間だが、お盆休みの影響が出て、増加傾向が続く予測もある。
重症者らを受け入れる神戸市立医療センター中央市民病院感染症科の土井朝子医長は「増える予想はしていたが、現場も厳しくなってきた」と危機感を抱く。宣言に向け「マスクを外して会話をせず、人との距離を保つなど、今まで通り対策をしっかりしてもらうしかない」と呼び掛けた。(井川朋宏)
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