総合 総合 sougou

  • 印刷
富山妙子さん
拡大
富山妙子さん

 権力に抑圧される人々をテーマに創作を続けた反骨の画家・富山妙子(とみやま・たえこ)さんが18日午後3時1分、老衰のため、東京都内の自宅で死去した。99歳。神戸市出身。葬儀・告別式は故人の遺志により行わず、後日「お別れの会」を開く。

 少女時代を過ごした旧満州(中国東北部)での体験が芸術家としての原風景となった。女子美術専門学校(現女子美大)中退。戦後、創作を通じて炭鉱や戦争、天皇制、慰安婦などの問題に一貫して取り組み、日本とアジアの関係を問い続けた。理不尽なものへの怒りを表現、東日本大震災後は原発問題も題材にした。中村正義賞、NGO「アジア人権基金」による女性特別人権賞などを受賞。

 絵画制作のほか、音楽家高橋悠治さんと音楽と映像による作品を共同制作し、国内外で展覧・上映会を開催。2009年に「越後妻有アートトリエンナーレ」の一環で、新潟県で大規模な回顧展が開かれた。著書に「炭坑夫と私」「時代を告げた女たち 20世紀フェミニズムへの道」など。

総合の最新
もっと見る
 

天気(6月27日)

  • 30℃
  • 25℃
  • 20%

  • 34℃
  • 25℃
  • 30%

  • 33℃
  • 24℃
  • 20%

  • 34℃
  • 25℃
  • 20%

お知らせ