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新型コロナウイルスの重症化を防ぐ治療薬の開発に取り組むイーベックの研究員=2020年4月、神戸市中央区港島南町5
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新型コロナウイルスの重症化を防ぐ治療薬の開発に取り組むイーベックの研究員=2020年4月、神戸市中央区港島南町5
イーベックの拠点が入る神戸国際ビジネスセンター=2021年3月、神戸市中央区港島南町5
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イーベックの拠点が入る神戸国際ビジネスセンター=2021年3月、神戸市中央区港島南町5

 神戸・ポートアイランドに拠点がある創薬ベンチャー「イーベック」(札幌市)は27日、新型コロナウイルスの重症化を防ぎ、感染力が強いインド由来のデルタ株にも効く中和抗体を作ったと発表した。まだ承認されていない国産の抗体医薬として、国の承認を経て来年の実用化を目指しており、新たな変異株への効果や国内での安定供給が期待される。

 抗体医薬は軽症や中等症の感染者に点滴などで投与。ウイルスの働きを抑え、肺などへの侵入を妨げるための特効薬とされる。

 同社は昨春から、神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)を含む医療機関から感染して回復した人の血液の提供を受け、活用。研究機関(非公表)と共同で12月に最適な抗体を作製し、新型コロナ従来株への効果を確認した。

 その後、流行した変異株についても、アルファ(英国)株、デルタ株に対して効果を確認できたという。

 国内では今年7月、2種類の抗体を組み合わせた「抗体カクテル療法」の新薬が承認され、投与の対象拡大が進む。イーベック社が開発中の抗体医薬も用途は同じだが、単一の抗体を少量投与するためコストを低く抑えられる利点がある。

 同社の土井尚人社長(54)=神戸市垂水区出身=は「さらなる変異株への対応可能性を解析しつつ、早く患者の元へ届けたい」と述べた。(井川朋宏)

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