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 給付金約1066万円を不正に受給したとして、神戸市は30日、認可保育所「Ohana(オハナ)保育園」(同市中央区中山手通4)を9月1日から半年間の新規受け入れ停止の処分とし、運営会社「ようだい」(同)に加算金を含む約1381万円を返還するよう求めた。

 同園では3月末、保育士7人と園長が一斉退職。会社の不適切な運営などの調査を求める嘆願書を市に提出していた。

 市によると、2019年4月~20年12月、園長を保育に従事させる一方で、毎月の職員数報告には「管理者」と記載。運営管理の専従者を置いた場合に上乗せされる給付金(月額約50万円)を不正に受け取った。

 昨年12月の市の指導監査では、同年11月の出勤状況報告で、保育に入った園長の代わりに勤務実績のない子育て支援員を記載し、虚偽報告していた。

 市こども家庭局の中山さつき副局長は「ガバナンスの機能不全が大きな原因とみており、不正を繰り返すことのないよう指導していきたい」とした。同園では現在、新しい保育士ら職員12人が在籍し、0~2歳児12人を預かっている。(長谷部崇)

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