兵庫県の斎藤元彦知事(43)は2日、ワンボックス車で県庁に登庁した。井戸敏三前知事が知事公用車で導入し、批判を受けた高級車「センチュリー」を“封印”した形だ。
この日午前9時半ごろ、斎藤知事はトヨタの「ヴェルファイア」に乗って県庁へ。県管財課によると、職員の公用車としてリース契約している車で出張の際に利用してきたという。「新たな知事公用車をどうするかは協議中。当面はこの車で代用する」(担当者)
前知事のセンチュリー乗り換えを巡り、斎藤知事は知事選で「県民とギャップが生じている」と批判。当選直後には「私には分不相応な車。ワンボックス車に変えたい」と語っていた。
また、斎藤知事は県議会のあいさつ回りで県議から就任後の居住先を問われ、「ちょうど調整中で、今は須磨の実家からです」と答えていた。(金 旻革、大島光貴)
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