戦後76年を控え、NHKは戦争と平和を考えるドキュメンタリー番組を放送する。銃後の女性、ヒトラーに心酔した外交官…。新たに発掘された事実から悲惨な歴史を振り返る。(金井恒幸)
14日夜の総合はNHKスペシャル「銃後の女たち~戦争にのめり込んだ“普通の人々”」。戦時中、かっぽう着で近所を監視する陰険な女性として描かれることが多い「国防婦人会(国婦)」。しかし、当初は活動のおかげで家から離れて自由に外出したり、軍人や町内会長など男性を相手に対等に発言したりと、「女性の社会進出」の側面があった。
だが戦争激化に伴い、「欲しがりません勝つまでは」と国家への貢献を競い、互いに監視の目を光らせるようになる。母は子を戦地に送り出し、子が死んでも涙を見せることさえできなくなる。「社会の役に立ちたい」と考えた女性たちが自身を抑圧するようになっていく。銃後の女性の葛藤に迫る。
同日夜のBS1スペシャルは「ヒトラーに心酔した男~A級戦犯・大島浩の告白~」。ナチスドイツに最も食い込んだ日本人といわれ、戦後A級戦犯として終身刑の判決を受けた元駐ドイツ大使の大島に焦点を当てる。終戦後も沈黙を守り続けた大島の貴重な肉声テープを、NHKが取材で発見し初公開する。歴史家のインタビューに応じる形で、亡くなる2年前に記録された12時間に及ぶ証言。
ヒトラーとの蜜月、重要な役割を果たした日独伊三国同盟の舞台裏、国をミスリードした反省…。番組はテープを国内外の専門家と共に分析。遺族や関係者の証言も交え、太平洋戦争のキーパーソン・大島の実像と教訓を考える。
15日夜の総合で放送するのは、NHKスペシャル「開戦 太平洋戦争 知られざる攻防」。80年前、日本が真珠湾攻撃をしたその日、中国国民政府を率いた蔣介石は日記に「中国の抗日戦略が成功の頂点に達した」と記した。さらに米英首脳と交わした書簡などが公開され、太平洋戦争の開戦に至る日中の知られざる攻防が明らかになってきた。軍事力の劣勢を自覚していた蔣介石は当初から、日中戦争を“国際化”することを企図し、外交や宣伝戦で米英の世論を味方に付けた。日本側の楽観的な情勢判断や既得権益への固執など、さまざまなミスも振り返る。
ラジオ第1でも13日夜に「高橋源一郎と読む『戦争の向こう側』2021」、戦後放送されたNHKのラジオドラマをモチーフにした「鐘を鳴らす子供たち」(FM、14日夜と21日夜)を届ける。
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