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国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
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国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で精神疾患になり、学校を休んで90日以上長期療養した兵庫県内の公立学校(神戸市立学校、他市の一部市立高校を除く)の教職員が、2020年度に25人いたことが県教育委員会のまとめで分かった。教職員への新型コロナの影響を分析した例は珍しく、感染不安や感染対策に伴う業務増が主な原因とみられる。

 長期療養者を判定する県教委の健康管理審査会が20年度の状況を分析。同年度の長期療養者は例年並みの156人で、原因は「コロナの感染不安やストレス」(15人)と「感染症対策による業務量の増加や業務への不安・悩み」(10人)が合わせて16%を占めた。

 20年度は小学校で新学習指導要領が全面実施され、授業が大きく変わった。さらにコロナ禍で3カ月にわたり、県内全域で学校が休校。6月の再開後は、学習の遅れを補うため夏休みを短縮したり、運動会などの行事を中止・縮小したり、教職員は対応に追われた。

 県教委によると、「妊娠中のつわりに感染不安が重なり、うつ状態になった」「臨時休校中の児童への指導やクラス経営に悩み、自律神経失調症になった」などの事例があったという。

 21年度も7月末までに既に8人が療養。県教委は「本人や職場のストレス状況をチェックし、精神的な負担を増やさないよう努めたい」としている。

 一方、文部科学省は「コロナによる療養者数について整理していない」。神戸市教委は、精神疾患のため1カ月以上療養した同市立学校の教職員が20年度は新たに68人いたと把握しつつ「コロナの影響は分析できていない」としている。(古根川淳也)

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