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有馬温泉街を歩く観光客。「Go To トラベル」キャンペーンでにぎわった昨秋と比べると、人通りは少ないという=18日午後、神戸市北区有馬町(撮影・鈴木雅之)
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有馬温泉街を歩く観光客。「Go To トラベル」キャンペーンでにぎわった昨秋と比べると、人通りは少ないという=18日午後、神戸市北区有馬町(撮影・鈴木雅之)
連休初日にもかかわらず人通りの少ない姫路城=18日午前、姫路市本町
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連休初日にもかかわらず人通りの少ない姫路城=18日午前、姫路市本町
連休初日の城崎マリンワールド。新型コロナウイルス対策として事前予約を受け付け、入場を制限した=18日午後、豊岡市瀬戸
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連休初日の城崎マリンワールド。新型コロナウイルス対策として事前予約を受け付け、入場を制限した=18日午後、豊岡市瀬戸

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言下で迎えた秋の行楽シーズン。台風一過となった3連休初日の18日、兵庫県内の観光地でも、親子連れや若者の姿が見られた。ただ、昨秋の観光振興策「Go To トラベル」キャンペーンのようなにぎわいはなく、「近場」「日帰り」の行楽が多い。本来はかき入れ時の旅館や土産物店は耐え忍ぶ姿ばかりが目立った。

 神戸市北区の有馬温泉街。緊急事態宣言で休業している飲食店も多く、「Go To トラベル」でにぎわった昨秋と比べ、人通りはかなり減っているという。

 市内から日帰りで訪れた会社員の男性(25)と同僚の男性(25)は「遠出はしにくいし、人もそんなに多くないかなと思って温泉に入りに来た」。同市中央区の男性(27)、女性(27)の夫妻は、長女(1)と旅館に1泊。「遅めの夏休みで、県外も検討したけど、近場でいいかと。旅館でゆっくりできて満足」と話した。

 「最近は日帰り客が多く、宿泊客はまだまだ戻っていない」と有馬温泉観光協会の金井啓修会長(66)。金井さんが経営する旅館「陶泉御所坊」も、例年今の時期は満室になるが、今年は予約が約半分しか入っていないという。

 また、姫路市の世界文化遺産・国宝姫路城もめっきり人出が減った。コロナ禍前は、秋の行楽シーズンに1日4千~5千人の観光客でにぎわったが、感染第5波と緊急事態宣言などが影響し、9月の入城者は1日約500人と1割程度にまで減少した。

 台風が去り、好天となった18日も城内は観光客の姿はまばらで閑散とした。姫路城管理事務所の担当者は「貸し切り状態に近い」と苦笑し、東京から訪れた会社員男性(45)は「天守閣の最上階も数人だけだった。ただ、ゆっくりとスケール感を堪能できた」と話した。

 影響は周辺の土産物店にも及び、姫路城前の「垣内商店」は9月から土日祝日のみの営業に変更。店主の男性(45)は「秋口はかき入れ時だが、最近はずっと1日数人しか店を訪れない」と肩を落とす。

 一方、但馬地域で多くの集客がある豊岡市の水族館「城崎マリンワールド」では、駐車場に神戸や大阪、滋賀をはじめ、関東圏などの他府県ナンバーも見られた。3連休中は予約制とし、入場者数をコロナ禍前の約半分から約3分の1までに制限。連休中日の19日はすでに予約で満員という。

 大阪市内から訪れた会社員男性は「夏はどこにも行けなかったので、思い出づくり。人数制限は『密』が回避され、安心感につながる」。同じく大阪市から家族と訪れた会社員男性(36)は「子どもが我慢できなさそうだったので地方に出ることにした」と話した。(長谷部崇、地道優樹、末吉佳希)

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